25年度・伊豆市未来塾 7回終了

今回、伊豆市未来塾の講師を担当させて頂いてから3期生目になる

受講生の皆さんのプレゼンを昨日天城の有名旅館「落合楼村上」さん

の108畳ある「紫檀の間」をお借りして発表をした

 

今回のテーマは「シティープロモーション」

 

今期の1回目には熱海市の田邉副市長をゲストにお招きし、菊地伊豆市長

そして大石副市長の3名の方でディスカッションを展開。熱海市の方向性

そして伊豆市の方向性をさぐった

当初は熱海モデルをと考えていたのですが、伊豆市の場合は様々な

問題が存在していて、それをシティープロモーションに活用できな

いかという流れが生まれてきました。というのもプロモーションを

行った場合にはプランナーとプレイヤーが同居していないとならな

いという考え方にいたって行きます。そこで今回は「雇用」「定住」

そして「観光」の3つにチームを編成し研究を進めて行きました

「幹を付けて枝を伸ばして行く」

 

この作業が大事なことなんです、色々やりたいことがあるとしても

それを全てやりたいとなると幹としては弱いものになっていきます

だからこそ、戦略と戦術をちゃんと見極め「幹」要するに「軸」を

何にするのかという部分を決定することから初めて行きます

プレゼンをある程度作り上げてから、今度は1度確認作業に入りました

今回の未来塾では「雇用」「定住」「観光」の3つのチームがそれぞれ

に練り上げているプランを中間発表という形で副市長・総務部長そして

落合楼村上社長やウサギ薬局の加治さんにお越し頂き、客観的な部分か

ら内容についての甘さを指摘して頂きました。これによりかなり内容が

ブラッシュアップされてきた形になります。

そして昨日2月13日 いよいよプレゼンテーションを様々な方の前で

おこないました。このプレゼンテーションで受講者の皆さんに僕が何度

も繰り返して来たのが「プレゼンの為のプレゼンはいらない」という事

なんです。この手の発表はどうしても「提案」になりがちなものが多く

「こうしたらもっと良くなる」「こうしたらもっと人が来る」という

アイデアは素晴らしいのですが、では一体「誰がやるの?」という事に

なります。だからこそ「自分が出来る範囲で、背伸びせずやる」という

のが最初のテーマ。そこからホップ・ステップ・ジャンプと徐々に

スケールをアップして行くという方法をとりたいと考えていました


この事を踏まえて 3チームとも素晴らしいプレゼンをしてくれました

 

誰の為に 何の為に 何を 【誰がやるか】

 

まずは皆さん受講生自ら動くという事を話してくれました。

 

最後に市長 副市長 総務部長から講評を頂き終了となりました

皆さんから高評価を頂きつつ このあと未来塾のOB会が立ち上がり

引き続き学んだみんなで行動をしていくことが確約されました

 

「良き事は かたつむりの速さで動く」

 

ガンジーが言った言葉ですが、様々な状況を加味しながら考えれば

すぐに対応出来る短期的なもの、少し時間が掛かるけど必ずやった

方がいいこと。この二つを行うことが大事なんですね

 

数年掛かるかもしれませんが、いまやらなければならない事を

いまやる。結果 あのときスタートしておいて良かったという

事になる。そういう日が必ず来ると思います。

 

3期生の皆さん本当におつかれさまでした、プレゼンも緊張したと思いますが

本当に頑張りましたね。ありがとうございました 

次は現場で会いましょう!