地域の人が地域を知らない


昨日、静岡デザイン専門学校へドットツリープロジェクトのメンバーでお邪魔をした。理由はオフィス等のデザインアイデアについてだった。

最初に1階ホールで9時半からの授業までの時間を調整していたのだけど、このパネルが目に入った。面白いですね このパネル。等身大なんだけど芸能人じゃない人が等身大というのがいいですよね。


さて1限のプレゼンテーション前に先生から説明があり、一生懸命創ったけどまだあだ甘い所があるからとお話を受けた。なので期待度がちょっと下がったというか ハードルが下がったというか。

そんな中 授業が始まりみんなのプレゼンテーションが始まった


始まってみると いやいや何もレベル低くないじゃないですか・・・ 


しかも 1度 5月のゴールデンウィーク過ぎに修善寺に来た経験を物凄く活かしている。 なんだ?? 観察力が凄いのかな。 修善寺という土地からのイメージ アイデア コンセプト カラー そこからの展開。18名ほどの生徒達がそれぞれにアンテナを立てて考えたものだと感じた。


しかも「修善寺はエレガントだった」 なぜ?「歩いている人が上品だった」というのだ


カラーにしても 基本のカラーは これにした方がいい。 同時にこの色を使う事で修善寺を

表した方がいいと思った。 年輪や水面をイメージしてドットを作って行くのがいいとか

自分がいつも言っている「当たり前すぎて見えない」という話を そのまま返された感じだった。

いやはや僕自身が見えなくなっていた。


この若者達、正直 普通のワークショップをやっているだけのレベルとは全く違う。なぜならば

考えたことを「カタチ」にして提案出来るからである。ただ話し合っていてはこの感覚は出ない。


静岡デザイン専門学校の久保田校長先生ともお話をしたが 今回のデザイン提案では

「修善寺」 「伊豆市」 「伊豆半島」 「静岡県」  と4つのエリアに転用出来そうな

ものもあった。もし出来る事なら 彼達にインターシップとして 様々なシーンに一緒に参加

してほしいと感じた。 いやはや凄いですよ ホントこの生徒達。 当然まだまだ荒削りだけど

静岡デザイン専門学校の分校を修善寺に作って欲しいと本当に思った


そして 自分が見過ごしていたモノを思い出させてくれた。心から感謝 もう一度 自分のエリア

を客観的に感じて行こうと思った