継続は才能なり


今回で40回目を迎えた修善寺大掃除。 伊豆総合高校の生徒会と一緒に毎月1度行う活動ですが、

これで40ヶ月経ったことになります。もう3年半近く実施しているんですね。


最初のきっかけは伊豆市若者交流施設9izuとして伊豆総合高校との「接点」を創りたいと思っていた事があります。2010年の市内高校生向けアンケートで将来この町に住みたいですか?という問いに対して60%以上の高校生がNOと回答したことが非常に大きな問題となっていました。


とはいえこの問題を「是正」することが出来ない。問題だ問題だと言っても解決策を誰も持っていなかった。そこでまずは高校生と連携ということになります。 

この写真は2011年12月に実施した清掃活動の様子です。これが2回目だったでしょうか、 初代生徒会長の佐竹くんも写っています。 あれから9人目の生徒会長まで引き継がれています

清掃前の仕切りもかなり上手くなりました

清掃開始から8代目生徒会長


 

 

本当に長く続けているのは素晴らしいと思います。 ただこれには色々な「コツ」があると思っています。

 

「誰が主体か」 「目的の明確化」 「範囲内での作業」 などです

 


高校生と一緒に清掃活動をするというのは自分ではあまり考えていませんでしたが かなりレアなケース。しかもこれだけ活動が継続されているのは本当に珍しいと思います。

大事なことなんですが、この活動自体はいったい誰が主体 というか主役なのかというところはハッキリしておかなければならないんです。 そう主役はあくまでも「生徒」たちです。


最初ぼくらが時間を決めたり日程を決めていましたが中々集まりが悪い。そこで初代会長の佐竹くんに色々聴いてみると生徒には生徒のスケジュールがあるとのこと。ならばスケジュールも生徒達に決めてもらおうという話になりました。ここが「誰が主体か」という部分になります。しかし当然この時すぐに生徒達が全てを実行出来るとは限りません。そのフォローを大人達がするという流れがこの時できあがっていました。特に青木前校長先生・西尾先生・上西先生を中心とした先生チームそして今も在籍されている先生方がいらっしゃったからこそ成立しているものです。 とかくひとつのハードルを越えると「次」となりますが、まずは地固めをしていきながら「継続をする」これが本当に大事な部分です。 

目的の明確化などについては 次の記事にアップしたいと思います。