実行しないワークショップはそろそろ卒業しよう!


2015年度の伊豆市未来塾が今年もスタートしました。 僕がこの講師を任されてから5年目となります。 この伊豆市の未来塾はひとつのルールを課しています、それは「企画した事は実行をする」


これ ものすごく大事な部分なんです、というのも 世の中にはワークショップというのがたくさんあって。僕らの世界だけの話かもしれませんが ワークショップ SWOT分析 ブレスト ワールドカフェなど 様々な手法で「話し合い」が行われます。 特に地域活性の場合は その地域の強みや弱みをディスカッションして見つけ出して どうすれば良いかを考える。 それをまとめてグループで発表! 拍手! みたいなカタチで終わる。 何回も 何十回も 何百回も これを目にしていますが 「実行」までいったケースは稀です。 これって勿体ないなって思っているんです


そもそも論で書いてしまいますが もしゴール設定が「人に集まってもらう」 もしくは 「話し合ってもらう」という目的であるならば それはそれでわかるんですけども、それは地域活性にあまり結びつかないと思うんです。講座って自分の経験でもそうなんですが 聞いている時は100% 帰り際は90% 翌日50% 1週間後2%  という感じじゃないでしょうか


ならば 「ゴール設定」をそもそも変えてしまわない限り 結果は変わらないという事になります。


 

インプットから設計するのではなく 「アウトプット」から設計する。 

 

伊豆市未来塾は特にそうなんですが、まず実行可能な企画を作るというのが大前提になります。この場合考えなくてはならないのは 実行可能な企画に対する予算の捻出・スケジュールなどなど盛りだくさんです。予算に関しては例えば「0円」で出来るプログラムを立てるとかクラウドファンディングで公募するとかの方法論があります。 広報に関しても Facebookで流せば人が集まるとワークショップなどでは話し合われますが 実際「人を集めてみて」という話になると急に目標人数の数字が下がって来たりします(笑) 正直思う程 集客は簡単ではないですからね。

 

企画の作り方 というのは

 

・目標の設定

・現状の把握

・機会と脅威の洗い出し

・課題設定

・課題解決方法の実施

 

これをPDCAで回して行くのが一般的ですよね。 でも僕としては「d」PDCA スモールdから始めようというのがお勧めなんです。 いきなり大文字のDじゃなくて試してみる小文字のd

(これは前熱海副市長の田邉さんと流行らせようと話しているワード)

 

自分の経験上で地域活性のことをいうならば 大事なワードは色々ありますけど「修正力」は物凄く重要なものです。失敗したらどうしようとか あるとは思うんですけどね。 やってみなきゃ解らない事ばかりです。 やってみてからの検証が1番大事なんですよね、その経験が更なる企画やアイデアに繋がるんです、なぜならば「アンテナ」が高くなるからです。 

 

 

 伊豆市未来塾では これがスタンダードなカタチになっています。 これから菊川市 富士市 焼津市でも未来塾が開校します、同じ様にゴール設定をして「行動」が増えればと思っています!

まぁ 動けば良いだけなので そんなに問題はないんですが(笑) 動いた時に「どうやって発信するか」のアウトプットの作り方の方が重要かもしれませんね。 また書きます!