「地域の未来の作り方」地方創生会議

ひと・まち・しごと 伊豆半島創生会議 にNPOサプライズ代表として出席させて頂きました。 それぞれの立場からそれぞれの意見がでて 「伊豆にはこんな問題があるのか」と改めて感じた1日です。

 

とはいえ「聞いた」だけでは 解決しません。 これを是正するプランを立てなければ結局は絵に描いた餅になってしまいます。

 

僕も色々お話をさせて頂きましたが、大きく分けて2つ

「移住定住」と「次世代育成」についてです

 

まず 移住定住ですが 地域おこし協力隊もiターン それからドットツリーなど いくつかのタッチポイントを行っている僕らの経験からすれば「ワンストップ」で1次情報を集める機能が必要でそこから振り分けるという流れが必要だと思います。何せ他の地域にお住まいの方々からすれば伊豆半島に7市6町もあることを知らない人が多いですし、伊豆は伊豆なので一つ目の入り口を作りそこから13市町へ振り分ける方法です。 もうひとつは東京に一極集中という割に伊豆半島全体で東京に事務局を開設するというような流れがない、実際には県の出先があるのでリンクして行けばいいのですが、これにはもっと力を注がなければいけないと感じています。発言はしていませんがもうひとつはもっと民間との協力を進めて行く必要があるということ。これは僕らも感じていたんですが、プロモーションやプレスリリースなど民間がやりたくても出来ない事ってたくさんあるんですよ。しかしこれに行政も気がついていない。ここは経験をしている人達を集めて問題解決を図った方がいいと思っています。また静岡にもプラットを作った方がいいのではと個人的には思っています

 

2つ目の次世代育成ですが、昨日会議でもお話をさせて頂きましたが 伊豆半島の人が伊豆半島の知識をもっと上げていかないといけない、なぜならば地域愛=観光客数だったりするわけで、地元を大好きな人が増えれば比例してUターンも伸びる可能性があります。だからこそ伊豆半島の事を学べる伊豆半島統一の「教科書」が必要だと僕は思っています。「伊豆をひとつに」というワードが飛び交いますが 一体何でひとつにするのか 全くビジョンがなければ一つになれません。伊豆縦貫道が開通するのが20年後か30年後かわからない状況で その道が開通した時、その道を活用する人材がここに育っていなければ全く意味をなさない

 

だからこそ今0歳の子が大人になった時に「伊豆に生まれて良かった」と思えるような教育の仕組みが必要ではないでしょうか。

例えばもっと遠足を伊豆半島内へ行くとか もっとインターンシップを行っていくとか とにかく伊豆に触れる「タッチポイント」を作り続ける事です。

人口が流出して 高齢化になり と 皆言われますが地域活性というのは人の数とか高齢化とかの要素も含みますが やはり

 

「そこに住まう人が楽しんでいる」のが大前提です

 

その個々からコミュニティのエリアに広がり やがて市単位の

まちづくりに繋がって行くと思います。人口が多ければこの施策は作れませんが 人口が少なければ実は可能性は逆に高いと思います。もし卒業や就職で伊豆を離れたとしても その場所へ行き「伊豆は凄いよ!」と自慢してくれる営業マンが増えればいいんです。大好きな町を自慢出来る人が増えればいいんです。遠回りかもしれませんが、結果これが1番の方法じゃないかと僕は思っているんです

 

 その機会を多く生み出す事がこれからの伊豆地方創生じゃないでしょうか。と個人的に思った次第です

 

「伊豆をひとつに」は 僕らの時代の話をしていてもいいのですが、未来の伊豆の為に 今の大人達が

どうやって自分の利を捨て協力して行くかで決まると思います。

 

また「クライアント」がいない状況でプランを作るのも・・・という話や「ミーティング」の頻度

など、実はまだいくつか発言をしましたが これはまた書きます。 産学官民一体で伊豆を盛り上げたいですね

静岡県土屋副知事・国土交通省梅村所長とインターンシップの高校生・大学生。このタッチポイントで将来が変わるかもしれません

銀行・農協・漁協・医師・保育などの観点からのご意見が凄く参考になりました。多くの問題が伊豆にはあって総力で解決に向かわねばですね