一流の田舎

9月26日から石川県七尾市にお伺いしている、理由は「七尾まちづくりフォーラム2015」での

講演をさせて頂くためでしたが、この会場で司会をされていた西村さんから素敵な言葉をお聞きしました。


「一流の田舎になろう」


5つの団体が活動発表をされていたのですが、どの団体も素晴らしく 七尾市では「町会」と呼んでられましたが自治会が活発的に活動されているのと連動して様々な地域活動がリンクしている様子がうかがえました。また七尾東雲高校の活動も発表され 高校生による会社組織運営を実施しているとのことで感心してきました。そんな時に「七尾は一流の田舎になろうと前々から話して来た」との言葉。なるほどと うなずいてしまいました。




講演が終了し、翌日27日の午前中は市内をご案内頂き その一流を見せて頂きに行ってきました。


まずは「婦人画報」にも掲載されていた昆布海産物の「しら井」さん、にしんが美味しかったです。





手描きの花絵ろうそく 和ろうそくの高澤ろうそくさん ご主人と一緒に写真を撮って頂きました


素晴らしい「おもてなしの心」を学びました



七尾で有名な鳥居醤油店さんにもお邪魔しました




そして 民間のまちづくり会社「御祓川」さん 「小さな世界都市・七尾」の実現に向けてまちを育て、みせを育て、ひとを育てます。 このキャッチフレーズを有言実行されていて これから「御祓川大学」の設立が始まるとの事、 新しいオフィスをリノベーションされている現場を拝見させて頂きました



石川県七尾市での市民のつながりというのは 様々な形があり 色々な方とお話をすると ほとんどの方が「やっぱり祭りやろ」と答えてくれた。 地域のコミュニティを代々つないでいるし それだけ祭りが多い地域だとも聞いた。 しっかりとした地域の基盤があり それを上手につないで行くシステムがあり、高校生もがんばっていて、尚かつ御祓川さんのようなまちづくり会社がある。加えて行政の方がの気持ちが熱い。


他にも能登島には素晴らしい皆さんがいらっしゃった(これはまたあとで書きます)


七尾市は底力があるなと感じた2日間。「一流の田舎を目指そう」という言葉は 見えない部分も 見える部分も含めてのワードなんだと感じました。




また市民憲章の石碑も「仲代達矢」さんが書かれたそうだ。

皆さん一緒のポロシャツも着ている、ユニフォームというものを上手に行政の方々使っている点も本当に参考になります、今回の講演で1番教えて頂いたのは 実は僕だと感じた2日間でした。

またぜひ七尾へ行きたいと思っています