人が気になる「ストーリー」

「どうやったら、地方で良い店舗物件を借りられるのか」


そんな問いを昨日、法政大学MBA社会起業家論でのディスカッション時に質問があがった。


地方では不動産屋にのっていない物件が色々ある。実際にこの手の物件は空き店舗だが貸出しを


したくなかったり、または誰が知人の紹介などがあれば貸すという状況があったりする。


しかし、今回の授業は「社会起業家」を目指す方々だから僕が思うに普通に店舗を借りるよりも


「ストーリー」があった方が確実にユーザーの心をつかむ事が出来ると思った。


例えば自分がお店を開きたいエリアが見つかったとして、不動産屋にはのっていない物件が


あるとする。しかし知人もなくどうやってその物件を借りればよいか試行錯誤する。


近所の方に聞いても 何となく素っ気ない。 「あの物件は誰のですか?」と聞いても


あなたは誰?みたいな目で見られる。そこである情報をつかんだ、この秋に祭りがあり 御神輿を


担ぐ人を募集しているという。早速 「おみこしを担ぎたいんですが」と申し込むと


当日だけ来てもだめだから、まずは準備にきてほしいと頼まれる。 準備から入り地域の皆さんと


仲良くなってお酒も酌み交わし そして神輿を担ぐ。 そして 自分がやりたいことを地域の人に


話してみたら 「あ、それならあそこ 貸してもらえるかもよ 聞いてあげようか」という話に


なり、色々な方を通じて その店舗を借りられた。 というようなストーリーと


不動産屋に行ったら こんな物件があった。とでは 話をきいたりする側の興味が違う


これが全てではないけれど、ただ 自分で業を起こしたり コトをおこすということは


多くの人に興味をもって頂ければならないということ。経験がまさに宝だし


何かをしたい時には「give&take」という言葉どおり 自分が先にgiveをすることが大事だと


思っている。 と話させて頂いた


他にも「人通りの少ない場所でお店を開くリスクは?」とか「地方で起業すると良い事は?」


などの質問も出たり、お金の事や改装費のことなども出ていた。


受講生の皆さんはそれぞれが夢を持って自分の人生に挑もうとしているのだから、


自分をブランディングしながらぜひ開業などの行動をして頂けたらとても嬉しい


と感じた3時間でした。







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コメント: 1
  • #1

    Teofila Needleman (水曜日, 01 2月 2017 07:27)


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