廃校を道の駅に再利用した千葉の保田小学校。投資額は全体のデッキや駐車場の整備、そして直売所の建設を含めて12億円とお聞きした、民間と行政がタッグをくみ取り組んでいられる施策。ゲストハウスとして教室を使ったり、日帰りのお風呂も完備。直売所は体育館を再利用しようとしたが、状態が悪く断念とのこと、レストランやカフェもあり(道の駅だから普通なのだが) 元々の職員室などをリノベーションしたとのこと。廃校を道の駅か・・・なるほど それもひとつの手法ですね。
こういう建物の場合は、再利用する部分だけに注目されることが多い。しかし全体的にみれば「町のプロモーション」「地域コミュニティの場」「地場産品販売の地域経済」「視察受け入れ」「生きがいづくり」「雇用創出」「起業者育成」なども複合的に考えられる。 地域活性ではなくすでに地域は経営するもので、ビジネスセンスがないと地域も運営できないものになりつつある。 そもそもどうして「廃校」になったのか、そして廃校以外で何に活用すれば需要があるのか、という判断をしなくてはならないですね。